E宮原スタイル

敷地は広島県江田島市内の住宅地にあり、南北に長いため、海の近い配置と住宅との敷地の有効利用が求められた。

敷地をなるべくつめて建物を配置できるように、敷地の斜めの位置に一階の和室を当て、建物の採光を有効に得ようと考慮された。南側に広い庭と東側に海のロケーションを有する。市内中心部のような狭小の敷地で計画される時はもちろんのこと、この敷地の開放性は素晴らしい。感覚的な広さを求められるため、サニタリー部分は北側とした。

住宅単体に関しては、建主は明るく開放的な要望に答え、4LDKの規模。家族構成に十分な間取り。2階廊下は通路というプアな空間となることを避けるため、椅子/本棚/高窓を備えた広めの通路である。3LDKの構成とし、ゆったりとした計画となった。押し出し層ポリスチレンフォームは断熱性。引き違いのアルミサッシ。カ-ボンニュートラルに関しては、まだ試行されていないため、経済的に窓や断熱材を処理している。

                              (延べ床126平米 制作2023)

模型

LDK

1階 2階 平面図

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