ボリュームのある、住宅らしい適当なシルエットを描く。一階は半地下階にもなっていて、この地域に建つ住宅としては大きい。マッシブな形態となることを避けるため、三階に何の機能も持たないボイドをすかしたコ-ニスをもうけている。この住宅は部屋から部屋へと移動するときに吹き抜けの場所を通らねばならない。家のなかに閉じこもらずにおひさまが暖かいなとか、雨が冷たそうだななど。この階段では単純に通路であることをやめて、コミュニケーションのための広場に代わる。
のべ床202平米
(製作2015)
美修_lan(ミシュラン)建築アトリエ
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